近年、参加する方も増えてきた動画配信。動画配信を専業で生業にする方もいらっしゃるほどです。

かくいう私も業務として動画編集のお仕事をいただくこともありますが、いくつかのクライアントの方から自ら動画配信はされないのですか?とご質問を受けることもあります。

それに対して、いつも時間がないんですよと答えるのが常で、実際に私は動画配信にて収入を得てはいません

動画配信の安定収入化は想像以上に難しい

動画配信にて安定的に収入を得たいと思っている方はかなり多いとは存じますが、私は非常に難しいビジネスモデルだと認識しています。

その大きな理由として、すべての動画は動画配信サービスの意思に沿って制作されなければ収入化ができないからです。

動画配信サービスは多くの広告主をスポンサーとして抱えることで長期運営され、いわゆる番組を作ってくれる制作者を常に探している状態となっています。

その番組はスポンサーの望むコンテンツである必要があり、その結果として彼らの好みにマッチした動画には広告が掲載される仕組みとなっているのです。そして、動画の再生回数によって収入化が実現されるという流れ。

まさにテレビのコマーシャルと同じで、人気のある番組である各動画には常に広告によって安定した収入が実現されていくのです。

動画配信の収入化は常にニーズ更新への迅速対応

しかし、ここで注意しなければならないのは、スポンサーが好む動画というのは日々変化しているということ。このことが、いわゆる各動画配信サービスのポリシーとなって反映されます。

一般的にスポンサーは広告によるコスパを維持するために、動画へのニーズもより高いものになっていきます。これは、ごく当たりまえのことですよね。それに従って、ポリシーも常に厳しい内容に改変されていくことでしょう。

結論から言うと、以前は問題なかった動画がポリシーの変更によって配信できなくなる可能性も高くなることを意味します。

そのため、テーマを問わず、常にニーズを見極めた動画を延々と作り続けなければならない宿命を各動画作成者は背負っているわけです。

ここでモチベーションを維持できる方とできない方の2つに大きく分かれていきますので、長期的に安定して収入を上げていける人たちはこの中で常に競争を強いられることになります。

最近では旅へ冒険的に出かけて、その一部始終をコンテンツとして編集して配信することで収益を上げる人が人気です。個人的には私も大好きな動画ジャンルの1つかも。

それでも、今回のような世界的な感染症の影響もあり、海外への旅そのものができない状況となって動画制作にも大きく悪影響しているはずです。

継続的にずっと動画配信しなければ収益悪化

新規にて有意義なコンテンツにて動画配信を続けなければトータルでの再生数もどんどん下がっていきますので、収益悪化に陥っていきます。

動画配信は上記のような不可抗力によって、突然動画の影響力が絶たれてしまうほどリスクが高く、この点を配信前から考慮しながらコンテンツ選びをしなければなりません。

この上でポリシーに従って進めるのですから、動画配信を専業にて生業にしていくのは私には到底できないと感じています。