一般的に危機管理意識が高いと言われることも多い日本人。しかし、私から言わせるとそれは言い過ぎなのではないかと、最近ではそんな風に感じざるをえません。

今回の国際的感染症の問題もそうですが、このような時期に日本人はむやみに海外渡航したり、外出自粛も関わらずに外食に出かけたりします。

まあ、様々なやむを得ない事情はあるしても、むしろ今回のことで海外の人に日本人の危機管理意識の低さを露呈してしまった感もあります。

フィリピンでのロックダウン

私はほぼ毎日のように、台湾やフィリピンの友人とコミュニケーションしていますが、特にフィリピンは2020年4月初めの段階から各エリアがロックダウン状態なので、友人も基本的に仕事は自宅で進めてやっているそうです。

フィリピンの場合、観光客で成り立つ店も数多いこともあって店を自発的に閉めるところも多く、現在は日用品の買えるスーパーマーケットなどは感染拡散防止のために入店制限によって大行列となっています。

そして、フィリピンの友人が話していた興味深いことと言えば、現金を持たないフィリピン人が生活に困っているという点でした。

要は勤務先が店を閉めてしまったこともあって、収入が途絶えてしまったことが原因のようです。

その結果、食料品も買えない事態に陥っていることも少なくないようで、この部分はフィリピンでも大きな問題となっています。

フィリピンでのロックダウンは2020年の4月末までに延長されているようですが、その後はどうなっていくのでしょうか。

日本人は危機管理意識があっても理解不足

友人の話を聞いているうちに、日本で同じようなロックダウンがどこかのエリアで将来的に起きてしまった場合、日本人も同じ状況に陥るのではと頭をよぎってしまいました。

だって、サージカルマスクや消毒液など必要な日用品が現在でさえも買い占められているのですから、食料自給率が40%程度の日本では明らかに食料品が買い占められるはずです。

もちろん、政府が介入して管理すれば解決もしやすいのでしょうが、現在の政府が本当に細かな管理をしてくれるのかと思うと大いに疑問が残ります。現在でもできていませんしね。

日本の某国営的放送局では、クールな日本文化を紹介する番組をやっていますが、出演している外国人の皆さん、今の日本を見て本当にクールって思えるんでしょうか。

逆に、現代日本人の本質が分かってビックリしているのではと思ってしまいます。

他人を敬えるからこそ、不要不急の外出をしないでしっかりと自宅で待機する。これが理解できない日本人が、老若男女共に増えたのにはちょっと残念な気がしている今日この頃です。