子供のころの思い出を昔ほどあまり思い出すこともなくなりましたが、今思い返してみると1つだけ常に親に言われていたことが「夜9時になったら寝ろ」という一言

週末はたまに例外があったものの、平日は無条件に9時には寝ることが義務付けられていた子供のころだったのです。

実のところ、当時子供のころはなぜ「9時」なのかということに疑問を感じていましたが、大人に成長してみるとようやく合点がいくようになりました。

夜9時以降は大人向けテレビの時間

基本的に我が家では「9時に寝る」ということは、同時に「9時にテレビを見るのを止める」ことと同じ意味でした。

当時テレビっ子であった私は、9時に寝るということよりも、9時からテレビを見れないということのほうがより苦痛だったことでしょう。

しかし、大人になり、9時までしかテレビを見せてもらえなかったのは、9時から大人用の番組が増えるからなのを理解したのです。

私が子供のころの日本は9時以降となれば大人の時間。大人用の番組が目白押しだったということになります。

当時の日本は、人気の刑事ドラマも時代劇も夜8時台と9時台のものとでは描写内容が大きく異なりした。

9時台の番組は大人向けの描写も多くなり、PTAにいわゆる「俗悪番組」と品定めされる時代があったのです。(もちろん、8時台の番組にも今よりは全然放送コードの甘いものは相当多かったのですが。。)

昔の子供たちにとっては、9時以降にテレビを見れることで、大人の扱いをされたようなステータスを感じたこともあったでしょう。

10時間睡眠を子供に徹底させていた両親

また、その一方で9時に寝ることで子供を健康的に育てるという意識が子供にあったようです。それというのも、「10時間睡眠」を徹底させるというものでした。

私の両親は大人が「8時間」子供は「10時間」寝ることで、朝7時にきちんと起きるというポリシーを持っていたようです。

つまり、子供は朝8時前に学校へ登校しなければならない訳で、子供を決まった時間に寝かせることで健康を維持してもらっていたことになります。

今考えれば、ごく当たり前のことですが、このような事情は悲しいことに大人になってから思い知ってしまうことも多いですね。

ちなみに、私の記憶では中学校の2年くらいまでは夜9時に寝てた記憶があります。

その後、実家では有線テレビ放送を引いたことにより、その反動もあって、高校時代はさらなるテレビっ子(今は違います。。)に成り果ててしまい、視力も急に落ちていきました。