日本は世界でも有数の長寿国と耳にすることも多いですが、どうもしっくりしないと感じる方も少なくないのでないでしょうか。

確かに日本人は年齢だけ見れば長寿です。しかし、健康年齢を考慮すればそうとは言い切れないのは一目瞭然ですよね。

季節の旬の食べ物で長生きに

また、最近見られる状況として、現代の若年層は現在の高齢者ほど長く生きることができないと指摘する方も存在し、その背景には食品添加物の入った加工食品を日常当たり前に摂取しなければならないことが挙げられます。

昔から日本人が健康を維持するために実行してきた、季節の旬のものを食べるという行動、そもそも旬のものって一体何でしょうか?

自然の食材は基本的に植物からのものが多いですが、皆さんもご存じの通り、植物は一般的に一定の季節に花が咲いたり、果実が実ったりするものです。

これこそが、季節の旬である故の自然の流れであり、それこそが旬の食べ物と呼べます。

なぜ旬の食べ物が体に良い?

じゃあ、なぜ旬のものが体に良いのかという話ですが、その季節にしか採れないものはその季節を乗り切るのに必要な栄養素を補給してくれる機能を持っているからです。

例えば、夏の旬のものであるスイカはとくに有名で、強い日差しを浴びて体にたまった毒素の排出を促してくれますよね。

それに、日本では採れないのに他の国に行けば採れるフルーツもあります。熱帯・亜熱帯であればマンゴーやドリアン、ライチなど日本では寒すぎて成長しないからです。

これらは日本人が食べても美味しいですが、日本で生活するのに絶対的に必要な栄養素が含まれていないと言うことができます。

上記の熱帯フルーツも年中食べられるわけではなく、主に現地でも一番暑い時期に旬となることが多いでしょう。

ただ、最近はフルーツもハウス栽培などもあって、旬でなくても食べられる時代となりました。現在、何が旬なのか考えることも少なくなっている訳です。

旬のものを口にできにくくなった

近年は品種改良や遺伝子の組み換えなどで見た目は同じでも、本来の栄養素を備えていない植物食材も多くなってきており、逆に言うと本来の純粋な旬のものが口にできにくくなってきているでしょう。

このことが、現代人の食生活からの栄養補給に異常をきたす可能性が多く、現在の高齢者よりも健康維持が進めにくいと言われる所以ともなります。

これからの現代日本人の生活はどんどん便利になる一方で、健康年齢が低下していくのはもう避けられないかもしれません。