一時期は私もやっていた記事執筆のお仕事。その中にキュレーションサイトを作成してほしいというご依頼もありました。

キュレーションとはいわゆる「まとめ記事」、台湾では「頼人包(ライレンバオ)」と呼ばれ、直訳すると「怠け者でもわかるような説明用セット」と言ったところでしょうか。

それくらい、日本以外の国でも普通に見かけることの多いのがキュレーションサイトになります。

でも、私は率直に言ってキュレーション記事を執筆するのは苦手です。だから、執筆依頼されたときはかなりストレスを感じます。

キュレーションサイトにまつわる文字理解力

そもそも、キュレーション記事が重宝されるようになったのには大きな理由があり、その1つに文字を読みたくないからというのがあります。

常日頃から読書をする人にとってはおかしな話に聞こえるかもしれませんが、今の世の中に活字が大嫌いという方は一定数存在しているのです。

すべてはそこに書いてあるのに、それを読むことも好きではない。だからこそ、最低限の文字数で画像を交えながら分かりやすく伝えられるキュレーションサイトはそんな人たちに大いに支持されています。

最近では特に若年層はごく簡単なテストの問題にて、読めば誰でも解ける問題であっても、読むことが億劫であることから正解率が低下するという妙な状況も見られるほどです。

キュレーションサイトは文字への理解力を補完できる一方で、既存の理解力を低下させてしまう一面も持っており、これはキュレーションサイトを全部読まなくても内容は理解できるという仕組みの弊害でもあるかもしれません。

だからこそ、キュレーション記事を執筆する側の立場からすると頭が痛く、文字を書かずに理解させられる技術と構成力が求められます。

よって、文字数の多さで食べている多くの個人事業者にとってはあまりありがたくない案件に違いないでしょう。

キュレーションサイトが別の能力を促進も

ただ、キュレーションサイトに慣れ親しんでいる人には、ある意味別の能力が備わったという意見もあります。それが、先ほども少し触れた「全部読まなくても内容を理解できる」という能力です。

つまり、全部読んでやっと理解できる人からすると、読まなくても理解できることがかなり超越した能力と見なされる点になります。

以前ほどキュレーションサイトを多く見かけることがなくなってきましたが、それはつまりキュレーション記事に対してさえも理解できない人がさらに増えているのかもしれません。